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仮想居酒屋【酒と肴】友と酒と元春と・・・
いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ。 て、何だ花田君か。 え? いや、別に君じゃいけないわけじゃありゃあせんぜ。ま、そんなにすねないでお座りなさいな。で、最初はやっぱり生かい? あいよ。 『キリンブラウマイスター ドラフト』 旨いって? ... -
仮想居酒屋【酒と肴】秋の夜長の燗談会
いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ て、何だカズじゃねぇか。どういう風の吹き回しだい? ずいぶん久しぶり・・・・・・。え? 土産を持ってきただって? 何だよ、それを先にいいな。ま、ほら掛けなよ。 んで、とりあえず酒はどうしようか? ん? 常温... -
仮想居酒屋【酒と肴】辛口唯物信仰論
いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ! え~ご注文は? 日本酒? ええ、そりゃもう日本各地の銘酒をた~んとご用意してますよ。で、何を? え? 何ですって? 辛口でおすすめのお酒ですかい?(ありゃあ、もしかしてこのお客さんも『あのテ』のお客さ... -
仮想居酒屋【酒と肴】本格焼酎の楽しみ方あれこれ
いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ! はいはい。おや綺麗なお姉さんお二人で、嬉しいこってすな。 え? ええ、勿論どうぞお好きなお席に・・・。あり? あたしの前がいい? あらら、そりゃどうもテレますな・・・って、ああ、何だ焼酎棚の前がいいっ... -
仮想居酒屋【酒と肴】酒それぞれに、徒然の・・・
いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ! お、鈴木さんじゃぁないですか? いやぁ、久しぶりですなぁ。確か前の店の時だから、何年ぶりですかね? え? 5年ぶり? そうですよねぇ、もうそんぐらいにはなる・・・え? ずいぶん立派になったなって・・... -
【横浜酒場探訪記】今夜の始まり、この一杯~関内「ザ・バー・カサブランカ」
JR根岸線、関内駅に僕は降りた。 昼間の温かさがひいて、うっすらと涼しくなり始めた春の夕暮れ。同じ横浜でも、横浜駅西口の活気や山下町の華やかさ、そして伊勢佐木町の騒々しさとも違う、官公庁特有の落ち着きを持ったこの店の片隅に、僕の目指すバー... -
【酒と酒場のショートストーリー】第5夜~閑話休題・ハードボイルドへようこそ!
ここはBar SOMEDAY・・・・・・かどうかはさておき 閑話休題として、ま、こんなちょっとしたショートジョークはいかがでしょう? カウンターの片隅ではお洒落な会話ばかりではなく こんなおちゃらけた会話が交わされている日もあるのですね ハードボイルドな世... -
【酒と酒場のショートストーリー】第4夜~一人飲む夜、思う夜~胸が痛い
「先輩、お先に失礼しちゃっていいですか?」 後輩が声を伺うように声をかけてきたのは、時計に針がいつの間にか午後9時を指し示そうとする頃だった。俺は、そんな彼の言葉にふと我に返ってパソコンのモニターから視線を上げた。 「ああ、もうこんな時間... -
【酒と酒場のショートストーリー】第3夜~夏の終りのパパ・ドブレ
かの有名な文豪ヘミングウェイは酒豪としても有名で 酒飲みの間に彼のファンが多いというのもうなずける話 その酒の飲み方は実に豪快で、それでいて粋なものであったらしい その彼が愛した酒の一つがフローズンダイキリ 文豪が愛したこの清涼感のかたまり... -
【酒と酒場のショートストーリー】第2夜~暁のマンハッタン
ベースのウイスキーにスウィートベルモットとアンゴスチュラビターを加えてステアした マンハッタンというカクテル その一見軟弱な琥珀色にレッドチェリーが沈んだ様は まさにマンハッタンの夕焼けを思わせるロマンチックな美しさで カクテルの女王と称さ...
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