仮想居酒屋【酒と肴】友と酒と元春と・・・

仮想居酒屋【酒と肴】友と酒と元春と・・・

いらっしゃい! <酒と肴>へようこそ。

て、何だ花田君か。

え? いや、別に君じゃいけないわけじゃありゃあせんぜ。ま、そんなにすねないでお座りなさいな。で、最初はやっぱり生かい? あいよ。

『キリンブラウマイスター ドラフト』

旨いって? さもありなん。

ま、このビール、特にこういう冬の寒い日なんかには旨いよね。逆に夏場のビーチでブラウマイスター呑もうとは思わんけど。そ、やっぱ酒にはTPOが必要ですな。

あいよ、こっちがお通し。今日は小松菜の胡麻和えでさ。

ん? 何? マスターもどうぞって?

いやぁ、嬉しいねぇ。そんじゃ遠慮なくいただきますか。勿論、あたしもブラウマイスターをね。

いやぁ、旨い!

やっぱ持つべきモノは酒奢ってくれる常連さんですな。いや、こっちの話・・・。

で? グラス空いてるじゃないの。お次はどうしやす? 焼酎? 日本酒? え? 今日は日本酒がいいって? う~ん、そんじゃあ昨日届いたばかりの奴開けちゃいますかね。ほい。

『鬼ころし しぼりたて生原酒』

どう? 酒屋のおすすめで持ってきてもらった酒なんだけどね。『しぼりたて』って感じがして旨いって? そうでしょ? って、あたしゃまだ呑んでねぇけど・・・。

え? マスターも呑めって? いやぁ、何か催促しちゃったみたいで悪いですなぁ。って、立派に催促だって? へへ、違ぇねぇ。

うん、確かにこいつは旨いね。

しぼりたてらしい荒々しさの中に、しっかりと米の甘さを感じさせる甘味があって。あたしゃ今まで鬼ころしってのは辛いだけの印象があって、どっちかというと敬遠してたけど、こいつぁいけるね。

まぁ、そうは言っても日本全国に鬼ころしってぇ酒は結構いっぱいあるんですがね。

で、お次は? もう一杯日本酒ですかい? はいよ。それじゃあ、ど・れ・に・し・よ・う・か・なっと・・・。うん、こいつにしやすか。

『会津中将 純米』

え? いつもの酒じゃないかって? そうですよ、いつものウチの定番酒。だけどね、旨いんだもんしょうがない。

こいつをちょいと燗につけて飲りましょうや。こういう寒い夜は日本酒の燗がいいやね。

はいよ、出来上がり。今日のお猪口はどいつにしやす? あ、それ? んじゃあたしはこいつで。ああ、気にしないで。あたしゃ手酌で充分。うん、旨い。

何年か前に福島のこの蔵には見学に行かせて貰ったけど、ちっちゃな蔵が愛情込めて作ってるって感じで、中々よかったですぜ。また行きたいなぁ。

うん、そん時ゃ是非御一緒しましょうや。んで、あん時みたいにまた温泉つかってこいつを一杯飲りたいですな。

お、今日はいいペースですな。もうお銚子空いちまったよ。

て、え? そりゃマスターがガバガバ呑んでるからだって? そんなああた、ガバガバって、それほどでも・・・無ぇか。

いいじゃないの、もう今日はそろそろ看板なんだから、一緒にゆっくり飲りやしょうや。ね、友達じゃない。

で、お次は? ん? そろそろ焼酎にするって? ようがすよ。んで、何に行きやす? え? 今日は妖精にするって? あいよ。

『杜の妖精 やきいも焼酎』

はい、ロックでどうぞ。んで、こっちはあたしの分。え? そんな難しいこたぁ言わずに、はい、かんぱ~いっと。

いやぁ、しかしこの酒名前は可愛いけど、しっかりとした芋の旨みがあって、相変わらずいい酒だね。やっぱり焼き芋仕込みってのがいいんだろうね。より芋の甘さが感じられる。

え? BGM? いいですよ。さっき隙見て看板落としてきちゃったから、何でも。ってよりいつものかい?

あはは、花田君もしっかりハマったね、佐野元春。やっぱりいいよなぁ。んじゃ、佐野元春<SOMEDAY>でも聞きながら次のお酒でも飲みましょうかね。

『なかまた 限定古酒』

ほい。こいつもそろそろ残りすくねぇなぁ。さびしいね。あるウチに味わっちゃいましょうや。

んで、BGMが元春の<レインボー・イン・マイ・ソウル>に変わった所で、次はこっちね。

『なかまた オリジナル』

うん、やっぱ順番的にはこっちだね。古酒の優しい飲み口を味わった後に、オリジナルのしっかりとした旨みを感じるってなぁいいね。

いやぁ、しかし今日はいいペースで酒が進むねぇ。やっぱ気のあった仲間と好きな音楽聞きながら呑んでると、ついつい飲み過ぎるね。

え? 客とは思ってるのかって?

いやだね、花田君。そりゃお金いただける以上ああたは大切なお客様だよ。ま、それと同時に大切な友達でもあるってぇわけさね。

で、お次は? ん? 少々飲み過ぎたからあれが飲みたいって? よっしゃ、あいつね。ちょいと待っておくんなさいよ。

ほいほいほいっと、さ、出来上がり。

『ジントニック ビタースバージョン』

う~ん、落ち着くねぇ。しかし、クールダウンにこの酒呑むの、花田君の中じゃ定番になりましたな。通常ジントニックはドライジンとトニックウォーター、それにライムってのがレシピなんだけど、そのライムをアンゴスチュラビターに変えたこのジントニック、ある程度飲んだ後はやっぱこの方がいいでしょ?

て、そういうあたしも<バー・ムーンリットクラブ>のさとちゃんに教わったんだけどね。

曲も<君の魂 大事な魂>に変わったところだし。いいよね、この曲。あたしらの昨年のNo.1曲だね。って、発表されたのはもっと前だけど・・・。

で、お次はどうします? ジントニックと来たら、やっぱり次はあれだろうって? ははは、これもまたはまったあいつね。はいよ。

『ライウイスキー オールドオーバーホルト』

はいよ。こいつをロックでね。んで、こいつにもちょいとビターをたらしてっと。

いやぁ、旨いねぇ。

しかし何だね、この二つの酒は去年あたしがおすすめしたモンだけど、随分と気に入ってくれたみたいで、あたしも嬉しい限りだよ。って、ウチでこのオーダーするの花田君くらいしかいねぇけど・・・。

まぁ、あたしも今じゃあこうして焼酎や日本酒を中心に扱った居酒屋の店主やってるけど、何だかんだ言って洋酒好きなんだよなぁ。

正直、仕事終わって焼酎や日本酒呑みに行きたいとは思わねぇモン。呑みに行くならやっぱバーで洋酒だねぇ。

え? 何? そりゃあ店で呑み過ぎてるからだって? えへへ、違ぇねえ。

てぇところで、お次は? へ? そろそろ飲み過ぎたから帰るって? 何だい何だい、淋しい事言いなさんなよ。もう一杯くらいいいじゃない。ね? もう一杯オーバーホルト呑んで行きなよ。あたしが奢るからさ・・・。

こうして店がはけた後、ああたとこうして呑んでるの、あたしとしちゃあ大好きな時間なんだからさ・・・。

2007年


<今夜のBGM>

SOMEDAY

レインボー・イン・マイ・ソウル

君の魂 大事な魂

All Song by MOTOHARU SANO

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この記事を書いた人

50代で飲食業からWebライターに転職していい歳して挑戦し続けるおっさん。愛車ジムニーJA-11で行くソロキャンプを楽しむかたわら、現在はWebライターと軽作業派遣業とのダブルワークで悠々自適に生活中。

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